2013年01月28日

ボードゲームの説明書を一人称シチュエーションで作ったらどうか?

個人的に、ボードゲームの説明書を読むのが大変だと感じます。

活字嫌いではないので、その理由を常々考えていました。
1つは以前書いたように、ゴールが見えない徒労感。
参考:それ、本当にインストですか?〜わかりやすいインストって何だろう
これは目的地を知らずにマラソンをするようなものですねヾ(´ー` )ノ

ただ、説明書を読むのが大変な理由は他にもあると思いました。
で、気付いたのが、

「読み手が置いてきぼりにされている」

という話です。
で、その解消法が、

「ボードゲームの説明書を一人称シチュエーションで作ったらどうか?」

かなと。


○一般的にわかりやすいという間違い
「一般的」とは何でしょうか?
小学生でしょうか?大学生でしょうか?それとも社会人でしょうか?
たぶん、厳密に「一般的」という言葉を定義している人はいないと思います。
胸に手を当てて考えてみると、「一般的には、こっちの方が良い」と言う時は、自分の周りの友人達のことが多いです。
この「一般的」が物事をわかりにくくしているのではないか?と私は考えています。
つまり、誰に当てた文章なのかがわからないということです。
これがまさに「読み手が置いてきぼりにされている」状態なのです。

ボードゲームの説明書についても同じことが言えるのではないかと個人的に思っています。
その答えとして「一人称シチュエーションの説明書」はどうかなと。
ある特定の人を想定し、その人に語りかけるように、説明書を書くのです。
お気づきの方も多いと思いますが、いわゆる「ペルソナ手法」のことです。


○みんな普通に使ってるペルソナ手法
ペルソナとは、仮想人格のことです。ペルソナ手法は、意外と普通に皆さん使っています。
わかりやすい例で言えば、「ボードゲームを知らない人」です。
「ボードゲームを知らない人」は、一般的な人に比べて、かなり細かく人格(ペルソナ)が出来上がっており、ボードゲーマーの間ではある程度同じ認識があるでしょう。

個人的にインストがわかりやすい理由の1つが、これだと思っています。
つまり、相手に合わせて説明を変えたり、使用する用語を変えたりするのでわかりやすいということです。
ボードゲームの説明書にも同じことが言えると思います。
そのゲームが誰に向けたゲームなのかによって、説明書は変わるはずなのです。
例えば、拡張版では、わざわざ元のゲームの背景やルールについて説明することはないでしょう。

個人的に同じ文章で全員に伝えることは不可能だと思っています。
だからこそ、誰に向けて書くのかが大切なのではないかと私は考えています。
そして、一番作りやすいパターンが一人称シチュエーションかなと。
知らない誰かに向かって書くのではなく、友人に1対1で説明するように、語りかけるように書くのです。
そうすれば、わかりやすい説明書ができるのではないかあと。

まあ、ここまで書いておいて、私自身はボードゲームの説明書を書いたことがないのでアレですが(笑)
いつか仕事で手がけてみたいですねヾ(´ー` )ノ


○余談:和訳がわかりにくい理由
和訳の説明書がわかりにくいのも「一般的にそう訳されるから」という固定概念によるのではないかと私は推測しています。

同じ英単語でも多数の意味があります。それをすべて同じように訳したら機械翻訳と一緒です。
また、日本語にない表現もあります。それを無理矢理直訳しても伝わりません。
果たして友人に説明するときに、同じように訳すでしょうか?
きっと、わかりやすい表現に変更するでしょう。
誰だかわからない「一般的な人」に向かって書くのではなく、誰かに語りかけるように書くと、わかりやすい和訳ができるのではないかと思っています。

そんな妄想。

・追記
ペルソナ手法については昔結構読んだのですが、この本が一番良かった気がします。
かなり読むのはヘビィですがw
ペルソナ戦略―マーケティング、製品開発、デザインを顧客志向にする
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ラベル:ボードゲーム
posted by アンシィ at 21:46| Comment(0) | TrackBack(0) | アイデア・ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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